目的と目標の違いが重要 第1話
春希
この用語、よく混乱して使ってしまいますが、ビジネスで間違えると相手に誤解を与えがちです。
ただ、ビジネスではもしかしたら、致命的なエラーと感じにくいかもしれませんね。
恋愛で例えてみます。
こころさん、結婚は目的でしょうか?目標でしょうか?
こころ
結婚が目的は、恐ろしい間違いです。
目的と目標の違いを一言で言うと
目標=ゴール(目的)までの指標
一言で言うと、目的と目標の違いはゴールなのか、ゴールまでの指標なのかです。
図のほうが、わかりやすいと思います。
つまり、こころさんは「結婚を目的とした場合、結婚がゴール」となってしまいます。
そう、結婚するのは、人生の中で一つの幸せへの過程かと思います。
しっくりくるように説明しますと、仮に「目的=幸せになること」とおきます。
そうですね!
結婚以外にも、「仕事を充実させる」「美味しいものをたくさん食べる」など無数にありそうです。
目的を見失わないコツ
良いところに気が付きましたね。
こころさんにとって、現在、ゴールを幸せに置いた際に重要な要素は何かをまず考えます。
今、結婚のことしか考えられないのなら、結婚を目的に限りなく近いところにある目標で良いのです。
結婚するために、様々な関門があるかと思います。
そう、あまりにもゴールが遠いと「目的を見失う」という現象が起こるので、小さい目標をたくさんつくるのです。
これは、ビジネスにおいてかなり重要で、人は何か目先にある目標がないと動けないからです。
例えば、年間の営行利益を上げるという目標があったとして、年度のはじめからずっとモチベーションを維持するのは至難の業です。
年間の営行利益を上げるという目標に対しては、月間の営行利益を上げるという達成度がわかるような小さな目標を設定するのがコツです。