恋やビジネスで最も重要なフレームワーク 第4話
春希
MECEとは?
MECEは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、直訳すると「お互いに重複せず、全体に漏れがない」となります。
Exclusive(重複せず)
Collectively(全体に)
Exhaustive(漏れがない)
図では長方形が全体として、「モレなく、ダブリなく」の状態がMECEです。
MECEは何故、重要?
フレームワークは、素早く思考を整理する目的でつくられております。
そして、フレームワークはMECEの考えを元に「モレなく、ダブリなく」の状態をすぐに使える形にしたものです。
例えば、有名な3C分析は「市場(顧客)」「自社」「競合」の3つのMECE分野から事業分析をするためのフレームワークです。
事業分析をしようと考えた時に、3C分析というフレームワークを知っていれば圧倒的に時間を短縮できます。
それは、3Cをひとまず考えれば、「モレなく、ダブリなく」考えることができているからです。
ビジネスの世界では「モレなく、ダブリなく」考えていることが相手に説得力をもたせることができます。
言い換えると、「モレあり、ダブリあり」「モレあり、ダブリなし」「モレなし、ダブリあり」の状態はツッコミどころ満載となってしまいます。
MECEではない状態とは?
同じように図で理解しましょう。
MECEではない状態とは、「モレあり、ダブリあり」「モレあり、ダブリなし」「モレなし、ダブリあり」の状態です。
この状態が、説明する上でツッコミどころ満載にしてしまいます。
そうなんです。
色々とヌケモレ重複がある状況なので、上手く議論が整理できない状況になります。
まとめ
ロジックの整理にはMECEはかかせません。
まずは、MECEで「モレなく、ダブリなく」考えることを習慣にしましょう!