このサイトを書いてる人

炭酸飲料と申します。

1983年生まれ、試される大地、北海道(札幌)出身の駄目サラリーマン。

現在、妻と一人息子と猫の額ほどのマイホームという三種の神器をそろえて昭和の夢の暮らしを実演中。

幼年期に呪文のように母親に唱えられた言葉は、「一流大学に行き、一流企業に勤めれば幸せになれる」

論理的でない母の幸福論に洗脳されつつ、毎日、朝起きては勉強、夜寝る前まで勉強で中学時代まで過ごす。

実家は札幌で自営業、まさに貧乏暇なしを体現する10勤務1休の生活。

一流企業のサラリーマンという芝生が青く見えるのは当然の流れ。

芝生

札幌では超が付く進学高校に入学し、北の東大と言われる(道民が勝手に呼んでいる)北大を目指す。

が、何故か高校2年の冬に「勉強する目的」を見失いドロップアウト。

高校2年で遅れてきた中二病こじらせて、そのまま高卒フリーターの道へ。

フリーターも意外と大変だった。

マジ、将来が見えなく不安だらけ、続ける根性も覚悟も夢もなく2年ちょいでドロップアウト。

ようやくこじらせた現実逃避の病気から復帰。

改めて自分を見つめなおす。

見つめなおせば見つめなおすほど、ヤバイ現状とヤバイ奴にしか見えない。とりあえず勉強して東大か京大に行けば幸福論ルートに復帰できるかもと猛勉強を開始。

しかし現実は、ドラゴン桜のように甘くなかった。

さくら

奇しくも戦略はマンガと同様に理系の学部を目指すが、オツムがついて来てくれなかった。

幸福論はもうずっと破綻だよ。

東大でも京大でもなく京都の二流大学、でも略すれば京大になる大学に進学。

21歳という若さで「おっさん」扱いの大学一年生になってしまった俺は、一つの野望を抱く。

「一生分の金を短期間で稼ぎ、趣味でライトノベル作家をしながら暮らす」という野望。

こじらせた現実逃避の病気は復帰どころか、悪化していた。

人にとっては小さな野望、でも俺にとっては本気の野望を果たすために学生起業。

設立した1円株式会社はリーマンショックであえなく墜落。

マジでドロップアウト。

墜落

しょうもない夢を抱いたせいではなく、手段がしょうもない報いと今なら考察。

ライトノベル作家を目指したいのなら、お金や安定を求めるのではなく、まずは中二病患者の幸福を求めるべきであった。

挫折と絶望と何も残ってない貯金通帳を握りしめ、やけくそで大学院に進学。

ここで、予備校に拾ってもらい数学講師をやる。

自分にとっての天職かと思い就職を決意!

黒板

しかし、思わぬところからドロップアウト。原因は妻(当時は候補)

どうやら予備校講師はお気に召さなかったようで、就活ランキングの上から順に仮エントリーされていた。

まあ、せっかくエントリーしてあるので「就活はじめました」

後輩には偉そうに、「何故、あなたはこの会社を選んだのか?」と尋ねるくせして、俺の就活のきっかけは、ただの他力本願。

しかし、始めるからには本気で取り組もう。

流石に上から順に受けるのも辛いものがあるので、10社にしぼり傾向と対策を練る。

後に超就職氷河期と言われる中、東証一部上場大手化学メーカー研究職の内定をもらう。

気付が母の幸福論のゴール地点にたっていた。

「あれ?もしかして本当に幸せになれちゃうの?」色々と曲がり道や脱線を繰り返したけど。

レール

そんな甘い夢を見られたのは、入社するまでのわずかな期間。

「あれ?10勤務1休の生活は、自営業の特権じゃなかったっけ?(笑)」

限りなくブラックの環境がそこにはあった。

マジで底なしのブラック。

ブラック

研究職は白衣着用の職場環境。

白衣着用はブラック環境から目をそらす目的からも必須である。

合法的中二病な職場環境であることに不満はないが、10年後の自分と家族の生活を考えたときにこのままではいけないことを感じる。

まずは、会社にいる間に生活基盤を整えることを決意し、入社3年目(30歳)で家(横浜市で一軒家・中古物件)を購入。

フリーター家を買うって話があるが、フリーター時代には考えれれなかったよ。

本気でリスペクト。

ワークライフバランスという言葉に耳をふさぎ、ワークワークワークの生活をする。

妊娠中の妻が破水して緊急入院する中、出張に行く選択をしたが、本当にこのままではいけないことを自覚。

会社の男性研究員ではあまり聞かない、半年間の育児休暇を取得。

上司に書類を提出する覚悟は、退職届けを出すような必死な覚悟。

退職

子育てをしつつ妻と息子と3人で満たされた時間を過ごしつつ「自分らしい生き方」や「ワークライフバランス」を模索。

育児をしながら社会に貢献したいという妻の希望を叶えるため、在宅でできる輸入・輸出をメインとした物販を始める。

物販のノウハウを模索して、自力で学び、自分なりのノウハウを構築。

妻が5ヶ月間で手取りで月30万を達成。

ただ、もう一度、社会に自分は復帰したかったことに気がつく。

あんなに、ブラックで、でも白い白衣で仕事する環境が忘れられない。

赤ちゃん手

会社に復帰してから、精神的に社畜からの解放宣言。(会社からの精神的ドロップアウト)

出世を考えず、駄目なことは駄目と物申す駄目リーマンと自称。

2度目の独立しようかと準備をしている矢先に2度めの子供が!

つまり、これは前代未聞の2度目の育休か?

社会の働き方改革の煽りもあり、かつてのブラック環境は新品の白衣のようにホワイトになった会社。

独立が幸せなのか、駄目リーマンでいることが幸せなのか、社会と家族と自分との幸せの距離感がよくわからなくなっているが、やりたいことを2つ思い出した。

飛翔

お金ではなく、人の役に立つことに自分の心を動かし、仕事をしたい。

何度も失敗して、その度に挫折して、自分の心と向き合って、これだけはやりたいと思ったこと。

何かの講師をすることと中二病者の憧れのラノベ作家になること。

まずは、後輩指導にも使えるような、ビジネス講座をつくってみよう。

タイトルは「恋するビジネスフレームワーク〜残業ゼロが結婚への近道〜」

未婚女性に指導に使うとセクハラで社会的に抹殺されてしまう内容になってしまっていることを書きながら気がつく。

まあ、いいか。

残業や仕事の効率化に悩む誰かの役に立てればと願う。

最後になったが、ペンネームは炭酸飲料。

乾杯したら、嫌なことも泡のように一緒に忘れるはず。

常にはじめの一杯に注文されるような楽しくわかりやすい記事を目指す。

長らく読んでくださり、ありがとうございました。